こんにちは！リリィです。
リリィが思っているよりも多くいただくご質問があります。
それは『複数セットの場合の梱包はどうやっていますか？』というものです。
単品商品の梱包の場合は、あまり悩むことはありませんが複数商品（セット商品）の場合はどれが正解なのかわからないという方が多いようです。
今日のブログでは”複数商品の梱包のやりかた”ということで解説していきたいと思います。
Amazon販売の梱包のやりかた
メーカー仕入れした商品をAmazonで販売するうえで、梱包が必要な商品や商品によって梱包に使える資材が指定されているものもあり、梱包ひとつ取ってもAmazonの規約をしっかりと理解しなければいけません。
間違った梱包してFBAに納品してしまった時、最悪の場合は納品不可ということで手元に返送される場合もあります。
返送されるかされないかはその時の状況によって違って、運がいい時は「今後気を付けて」というメールだけで済む場合もありますが、基本的に納品不備をおこしてしまった時は納品不備受領作業手数料としてAmazonから手数料を請求されてしまいますので注意しておきましょう。
詳しくはAmazonの納品不備受領作業のヘルプを確認してください。
必要最低限の手数料に収めるために、できるだけ不備による手数料を取られないように気を付けたいですね。
セット商品の梱包の特徴
すでにご存じの方も多いとは思いますが、AmazonにはFBA梱包動画マニュアルというヘルプページがあります。
おさらいの意味も込めて、今一度しっかり確認しておきましょう！
FBA梱包動画マニュアルのページはこちらからご覧ください。
Amazonの梱包ルールの中では1つの商品に対して消費期限が見えるように梱包しなくてはいけないため、外から消費期限が見えないような梱包はNGです。
次に複数商品（セット商品）に関しては、消費期限が複数存在するため消費期限が一番近い期限が外から見えるように梱包しなくてはいけません。
複数商品（セット商品）について実際にリリィが行っている梱包をお見せしていきます。
※この画像の商品は賞味期限が同一だったので、どちらも賞味期限を見せています。
基本的な梱包のやりかたはこのようにシンプルなものにしています。
消費期限を見せることに気を取られて、商品のバーコードを隠すことが忘れがちになってしまうので、商品バーコードが梱包から見えないようにシール等で隠すことを忘れないようにしてくださいね♪
Amazonでは条件を満たした場合、出品者側で消費期限を記載したものを貼付する方法もあります。
こちらの方法に沿った梱包はこのようにしています。
この方法で梱包をしている時は、セット商品の消費期限がバラバラの場合に使っています。
先ほどの方法はAmazonの基本通りに沿った方法で、最近のリリィはセット商品の梱包の応用編ということで、賞味期限が違う梱包はこのような形でしています。
それぞれ違う賞味期限の商品ですが↓
このように片方の賞味期限がわからないように透明な袋に包み↓
賞味期限が早いほうの商品の賞味期限を見せるように梱包する方法です↓
この方法はAmazonのカスタマーセンターにも確認しOKをもらった梱包方法です。
ちなみにリリィは回数が数えきれないくらい、この方法でセット商品を納品していますが不備としてAmazonから言われたことは一度もありません♪
通常は大丈夫だとは思いますが「アレンジするのはイヤだ！どうしても基本に忠実に梱包したい！」という方は、中身が見えない梱包で賞味期限のラベルを貼りましょう♪
発送時の重さには注意しよう
梱包ルールさえ覚えてしまえば、あとはどんどん梱包と発送作業の繰り返しです。
ここで押さえておきたいのが発送時の重量問題です。
Amazonでの重量制限は基本的に30㎏以内です（例外もあります）。詳しい表はこちらをご覧ください。
ですが2020年現在に関してはコロナ禍の影響で重量制限が30㎏から15㎏へ引き下げられています。
4月末より15㎏制限が行われていますが、未だに制限解除にはなっておらずコロナウイルスも収まっていない現状で、まだまだ制限解除までには時間がかかりそうです。
このような理由から発送の際の重量はかなりシビアなものとなってしまっています。
特に食品になると液体ものや瓶ものは1つ1つの商品の重量があるため、15㎏制限となるとすぐに㎏数オーバーしてしまうのが困ったところです。
段ボールに収まる商品はどんどん入れていきたいところですが、15㎏制限がある以上は超えないように納品商品をコントロールする必要があります。
落とし穴？！ダンボールの重量
Amazonに納品する際の重量制限は30㎏であろうと15㎏であろうと、ダンボールを含めた重量のことを指しています。
つまりは納品予定の商品全ての重量が制限以内の㎏数にしなくてはいけないのはなく、ダンボールに収まった状態で重量制限以内にしなければいけません。
段ボールは強度によって厚さも違うので種類にもよりますが、あなたが思ったよりも重量があるものが多いです。
おおよそですが160サイズの段ボールの場合の重量は1～1.5㎏ぐらいのものが多いです。
あまり薄すぎる段ボールを使用すると輸送時の衝撃などに強くないため、段ボールの中に入れている商品がAmazonに到着するまでに傷んでしまう可能性が非常に高くなります。
ただし、段ボールの強度を重視してしまうと重量が増えてしまうので、ちょうどいい段ボールを探してみてください♪
激押し！リリィがおすすめする梱包グッズ
梱包する際にあると便利なグッズがそれぞれあります。
今回は3つの商品をおすすめします♪
デジタルスケール
毎回梱包のたびに体重計などに乗せて重量を測っていたら辛くなります…。
せどりをしている方の中には腰痛持ちの方も多いので、できるだけ身体に負担がかからずに重量を測りたいところです。
そこでおすすめするのがこちらのデジタルスケール（はかり）です。
このデジタルスケールの特徴は、スケールの上に荷物を置くのにわざわざ持ち上げなくても乗せられるところです。
通常なら測りに乗せるまでに一度持ち上げてから乗せないといけませんが、この測りは段ボールの下に測りの部分が滑り込むので、ちょっと引きずるだけで重量が測れます。
女性の方でも楽々で重量が測れるため、メーカー仕入れのように仕入れる商品が多く頻繁にAmazonに発送する方に重宝するアイテムですよ♪
シーリングテープ
よくスーパーなどに行った時に商品の封を止めてあるテープの部分を見たことがありませんか？
あのテープ部分は名前があって、シーリングテープという名前があります。
リリィはこの商品を使用しています。
セロハンテープみたいに器具に固定して使用します。
リリィが実際に使っているものです↓
OPP袋
よほどのことがない限り、リリィの基本的な梱包はOPP袋という透明なビニール袋と先ほどご紹介したシーリングテープで梱包を行っています。
ビニールの厚さは強度面も考慮して0.03㎜の厚さのものがおすすめです。
ホームセンターなどでも売っているのでどこでも手に入るものですが、買い物に行く時間がない方や買い忘れ防止にネットでストックしておくこともできますよ♪
このOPP袋は実際にリリィが使っているものです↓
【NO.13サイズ】
●サイズ：厚0.03mm×横26cm×縦38cm
【NO.14サイズ】
●サイズ：厚0.03mm×横28cm×縦41cm
【NO.15サイズ】
●サイズ:厚0.03mm×45×40cm
ケミカルジャパン CJパック規格袋NO.15 100枚入 CJ-15
【NO.16サイズ】
●サイズ：厚0.03mm×横34cm×縦48cm
梱包する商品によってOPP袋を使い分けていけばいいだけなので、大きさ違いで数種類用意しておくと梱包が楽になります。
OPP袋以外にもこのようなサランラップのような透明フィルムを使うこともあります。
このようにネットやホームセンターでも資材類は購入できるので参考にしてください♩
まとめ
今日のブログはセット商品の梱包のやりかたとしてご説明しました。
一度基本の梱包方法を覚えれば納品不備として手元に返ってくる確率はほとんどありません。
梱包する際に使用するスケールなどのグッズを多用しながら、効率よく梱包してどんどん納品していきましょう♪
ご質問等あればいつでもご連絡くださいね！
